アセスメントの大切さ
MLAのアセスメント
教育におけるアセスメントは、子どもや学級の問題状況について情報を収集し、理論や知識をもとにその状況や援助ニーズを解釈・判断し、それをもとにした支援を行う。その後、再評価する。
<アセスメントがなぜ大切か>
もし子どもが授業中に立ち歩いて、注意をしても叱らなかったらどうするか?
叱る、受容する、無視する・・・
子ども理解のないまま、これらを実行しても効果がない。なぜそうしているのかという背景を理解する必要がある。そのために情報を集める。
・どんな時に立ち歩くのか
・教師の関わりにどう反応するか
・友人関係は ・家庭環境は
・専門機関の受診は
これらの情報からアセスメントをする。
・ADHDの衝動性によるもの
・自閉症スペクトラムの興味の偏りによるもの
・しつけの不足
・他者視点の不足 など
アセスメントの結果に基づいて、それに対応した支援を行う。
・座席を刺激の少ない場所にする
・今何をする時間なのかを具体的に目に見える形で示す
・どういう行動が望ましいのか丁寧に教えていく
次回、「何をどうアセスメントするのか」へ